関連資料（Ver 0.9）

要点: 知っておくべき共通のフィルタ

Aurora Vision Studioには、一般的な計算によく使用されるが意味が明らかでない16の特殊なフィルタがあります。これらを注意深く確認し、それぞれを理解していることを確認してください。

条件付きデータに関連するフィルタ

MakeConditional
条件付きの値を作成します。関連する条件が満たされる場合、入力オブジェクトを出力にコピーし、それ以外の場合は Nil を返します。

MergeDefault
条件付きの実行によって欠落した値を代替するために、Nilをデフォルト値で置き換えながら入力オブジェクトを出力にコピーします。

RemoveNils
条件付きの要素を持つ配列を取得し、その中からすべての Nil 値を削除します。

配列に関連するフィルタ

CreateArray
最大8つの個々の要素から配列を作成します。

CreateUniformArray, CreateIntegerSequence, CreateRealSequence
これらのフィルタは指定されたサイズのシンプルな配列を作成します。

ClassifyByRange, ClassifyByPredicate, ClassifyRegions, ClassifyPaths
これらのフィルタは入力として1つの配列を取得し、ある条件に基づいて要素を2つ以上の出力配列に分割します。

GetArrayElement, GetArrayElements, GetMultipleArrayElements
これらのフィルタは要素の配列を取得し、指定されたインデックスから1つまたは複数の要素を出力します。

GetMinimumElement, GetMaximumElement, GetMinimumRegion, GetMaximumRegion, GetMinimumPath, GetMaximumPath
これらのフィルタは要素の配列を取得し、ある条件に基づいて1つの要素を出力します。

FlattenArray (JoinArrays_OfArray)
2次元の配列（例：Point2DArrayArray）があるが、すべての個々の要素のフラットなリスト（例：Point2DArray）が必要な場合に使用されます。

ループに関連するフィルタ

EnumerateIntegers, EnumerateReals, EnumerateElements, EnumerateFiles, EnumerateImages
これらのフィルタは、連続する数値、配列の要素、またはディスク上のファイルのループを作成します。指定されたコレクションの末尾に到達するとループが終了します。

Loop
inShouldLoop 入力が False になると終了するループを作成します。

LastTwoObjects
現在のイテレーションからの値と前のイテレーションからの値の2つを返します。

AccumulateElements, AccumulateArray
これらのフィルタは、連続するイテレーションで現れる単一の要素または配列を結合して配列を作成します。

CountConditions
ある条件がすべてのイテレーションでいくつの回 True だったかを計算します。

その他

CopyObject
非常に単純なことを行います - 入力オブジェクトを出力にコピーします。プログラムのある時点でHMIに送信する必要がある値を作成するのに役立ちます。

ChooseByPredicate
2つの個々の要素を取得し、条件に応じてそのうちの1つを出力します。