Grabber::saveDeviceState Method
オープンになっているデバイスの設定を保存します。保存された設定はloadDeviceStateを使って呼び出すことができます。
構文
std::string saveDeviceState( bool bDevice = true, bool bGrabberDeviceSetup = true,
bool bVCDProperties = true ) const;
std::wstring saveDeviceStateW( bool bDevice = true, bool bGrabberDeviceSetup = true,
bool bVCDProperties = true ) const;
パラメータ | 説明 |
bDevice | このパラメータがtrueに設定された場合、現在オープンなデバイスの名前とシリアル番号が保存されます。 |
bGrabberDeviceSetup | このパラメータがtrueに設定された場合、現在のビデオ規格、ビデオフォーマット、入力チャンネル、FPS、 FlipH と FlipV の設定が保存されます。 |
bVCDProperties | このパラメータがtrueに設定された場合、現在オープンなデバイスのVCDPropertiesが保存されます。 |
戻り値
デバイスの設定を含む文字列を返します。その文字列はXML形式となっております。エラーの際には空の文字列を返します。エラーが発生したかどうかはGrabber::getLastErrorクラスライブラリリファレンス>クラス>Grabber>Grabber::getLastError Methodを使ってチェックしてください。
インフォメーション
IC Imaging Control 2.0より導入。
サンプル
// デバイスの状態の取得
std::string deviceState = m_Grabber.saveDeviceState();
MessageBox( deviceState.c_str(), "Saved device state" );
// デバイスを閉じる
m_Grabber.closeDev();
// 保存しておいた状態のデバイスをオープンに
m_Grabber.loadDeviceState( deviceState );
// ライブモードの開始
m_Grabber.startLive();