Grabber
IC Imaging Controlクラスライブラリのメインクラスです。ソース(ビデオキャプチャデバイス)からシンク(イメージバッファのコレクションorメディアファイル)に至るイメージストリームにおけるイメージバッファの流れを制御する基本機能を提供します。ライブ画像表示はONとOFFで切り替えが可能です。このクラスのコンセプトはWDMストリーミングデバイスのユーザーに標準的なフレームグラバーの機能を提供することです。
このクラスを使用することで以下のようなことが可能となります。
- ビデオソースの選択
- ビデオソースのパラメータの変更
- ライブ画像の表示
- デバイスからシンク(イメージバッファ/メディアファイル) に流れるイメージストリームの準備(prepare), 開始(start), 停止(stop)
- シンク(イメージバッファ/メディアファイル)の指定
- イメージストリームへのフレームフィルタの挿入
- イメージストリーム上の3か所にオーバーレイを配置
インフォメーション
ヘッダファイル: tisudshl.h
ネームスペース: DShowLib
IC Imaging Control 1.xより導入
メソッド
エニュメレーション
エニュメレーション | 説明 |
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tCameraPropertyEnumクラスライブラリリファレンス>クラス>Grabber>Grabber::tCameraPropertyEnum | ビデオカメラのプロパティを列挙します。 |
tVideoPropertyEnumクラスライブラリリファレンス>クラス>Grabber>Grabber::tVideoPropertyEnum | ビデオプロパティタイプを指定します。このエニュメレーションはDirectX 8より直接来ます。 |