OverlayBitmap::getFont Method
IFont COM フォントオブジェクトポインタへのポインタを取得します。
構文
IFont* getFont() const;
戻り値
IFont COM フォントオブジェクトポインタへのポインタ。
備考
IFont COM フォントオブジェクトはWindowsフォントオブジェクトのラッパーオブジェクトです。 IFont COM fontについての詳細はMSDN ライブラリをご参照ください。
注:getFont() によって取得されるIFont COM オブジェクトポインタはローカルIFontポインタ変数に格納されなければなりません。例えばgetFont()->put_Underline(TRUE)というのはできません。
IFontインターフェースを使用する必要がなくなった場合には、IFont::Release()メソッドをコー ルしてメモリリークを防ぐようにしてください。
サンプル
この例ではアンダーライン付き、太字のテキストの描画方法を紹介しています。
smart_ptr<DShowLib::OverlayBitmap> pOverlayBitmap;
IFont *piFont = NULL;
pOverlayBitmap = m_Grabber.getOverlay();
// オーバーレイビットマップが有効であることを確認
pOverlayBitmap->setEnable(true);
// フォントを設定
pOverlayBitmap->setFont("Arial",20);
// IFontインターフェースポインタを取得
piFont = pOverlayBitmap->getFont();
piFont->put_Underline( TRUE );
piFont->put_Bold( TRUE );
// 取得したIFontインターフェースを使用する必要がなくなったら
// Release()をコールする
piFont->Release();
// テキストの描画
pOverlayBitmap->drawText( RGB(255,0,0), 5, 0, "Underlined text" );