BaseSink

これはインスタンス化ができないシンク用の抽象ベースクラスです。シンクが変換するフォーマットを指定し、それによって一つ一つのフレームにどのようにアクセスするかが決定されます。

Example

次の例ではタイプの不明なシンクオブジェクトを扱う際に、どのようにBaseSink タイプを使うかを説明します。

[VB.NET]
Private Sub CaptureImageSequence(ByVal IC As ICImagingControl)

     ' BaseSinkリファレンスを使って現在設定中のシンクオブジェクトを保存する。
     Dim oldSink As BaseSink
     oldSink = IC.Sink

     ' シンクオブジェクトの新規作成
     Dim fhs As New FrameHandlerSink

     ' 新しいシンクの初期化
     fhs.BufferCount = 10

     ' 新しいシンクをセットする
     IC.Sink = fhs

     ' 新しいシンクを使用する
     IC.LiveStart()
     fhs.SnapImageSequence(10, -1)
     ' ...
     IC.LiveStop()

     ' 古いシンクを復元する
     IC.Sink = oldSin
[C#]
private void CaptureImageSequence( ICImagingControl ic )
{
     // BaseSinkリファレンスを使って現在設定中のシンクオブジェクトを保存する。
     BaseSink oldSink = ic.Sink;

     // シンクオブジェクトの新規作成
     FrameHandlerSink fhs = new FrameHandlerSink();

     // 新しいシンクの初期化
     fhs.BufferCount = 10;

     // 新しいシンクをセットする
     ic.Sink = fhs;

     // 新しいシンクを使用する
     ic.LiveStart();
     fhs.SnapImageSequence( 10, -1 );
     // ...
     ic.LiveStop();

     // 古いシンクを復元する
     ic.Sink = oldSink;
}

インフォメーション

ネームスペース: TIS.Imaging
IC Imaging Control 3.0 より導入

プロパティ

プロパティ 説明
SinkModeRunningクラスライブラリリファレンス>クラス>BaseSink>BaseSink.SinkModeRunning Property シンクの"runnig"状態の取得、設定をします。