Visual Studioでスタート
ここではVisual Studio 2010で、IC Imaging Controlをどのように始めるかを示します。
わずか数回のマウスクリックと、コードへのたった1行の追加で.NETプログラムにライブ表示が可能になります。ここにどのようにVisual Basic™プロジェクトを作成するのかを示します。手順はC#™もほとんど同じです。
プロジェクトの作成
IC Imaging Control と Visual Studio .NETがインストールされていることが前提となります。プロジェクトを作成するために"ファイル"メニューにある"新規作成"を選択し、”プロジェクト”を選択してください。テンプレートから”Visual Basic”を選択し、”Windows フォームアプリケーション”を選択します。ここで .NET Frameworkバージョンを選択する事もできます。バージョン2.0から使用する事ができます。
「OK」ボタンを押してプロジェクトを作成します 。
これでプロジェクトが作成されました。”ツールボックス”から”コンポーネント”のタブを選択してください。もし"ツールボックスがなければ、"表示"メニューから”ツールボックス”を選択してください。
コンテクストメニューから”ツールボックス”を右クリックし”アイテムの選択...”を選択します。”ツールボックスアイテムの選択”ダイアログが表示されますので ICImagingControl が出てくるまでスクロールしてください。
そのバージョンが3.5で始まっていることを確認し、チェックを入れてください。”OK”ボタンを押して進みます。
ICImagingControlが"ツールボックス"にリストされ、使用される準備が整いました。
コントロールの作成
"ツールボックス" よりICImagingControlを クリックしプロジェクトフォームにドラッグしてください。 フォーム上に白い長方形が表示されるはずです。これを右クリックし、”プロパティ”を選択して ICImagingControlの プロパティ を表示させます。
ビデオソースの選択
プロパティウィンドウで"Device"を探し、"..." ボタンをクリックします。
デバイス設定
ダイアログが表示されます。ここにデバイスを設定する事ができます。 そのほか、入力フォーマットやチャンネルなどデバイスの基本的な設定を行うことができます。
イメージセッティングの調整
イメージ設定が必要な場合はプロパティから”VCDPropertyItems”を探し、”...”ボタンをクリックします。
イメージ設定のダイアログが表示されます。このプロパティダイアログが開いている間、ビデオライブが表示されますので、画面を確認しながら設定ができます。
プログラムコードの追加
これでデバイスの設定ができました。次にプログラムとしてライブ表示を行うために、たった1行のコードをFormLoadに追加します。
private void Form1_Load(object sender, System.EventArgs e)
{
icImagingControl1.LiveStart();
}
プログラムを実行する
これで全て完了しましたので、F5キーを押すとプログラムがライブ画像を表示します。