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3D(三次元)超音波センサ
製品名
Sonair-Ev-Kit
製品名
Sonair-Ev-Kit
ADAR(Acoustic Detection and Ranging)音響探知測距技術による3D超音波センサ
- 独自ADAR技術による3D超音波センサ
- FOV 水平180°×垂直180°で3m(5m 2025年Q1)の距離レンジ
- 距離レンジ分解能1cmで10Hzの測定が可能
- イーサネット・インタフェイス
- 小型で低消費電力
Sonair社の3D(三次元)超音波センサは、独自に開発したADAR(Acoustic Detection and Ranging)音響探知測距技術により、水平180°×垂直180°の視野で物体までの距離と方向を最大3m(5m 2025年Q1)の範囲で検出・センシングできます。AGVやAMR、自動搬送車、ロボットへの組み込み用に開発され、物標検知や衝突回避、安全・事故予防技術への応用が可能な新しいセンサです。
※超音波センサはLiDARやカメラのようなデータイメージとは異なりますので、ご注意ください。
超音波でよく知られるアプリケーションでは、水中ソナーおよび医療用のエコー機器があり、非破壊検査や、車を駐車する際の1Ⅾ距離測定にも広く使用されています。
Sonairは、超音波を使って自律ロボットに全方向の深度センシングを提供する3D距離センサを開発しました。
独自に開発したADAR(Acoustic Detection and Ranging)音響探知測距技術は、超音波バースト波を前方に放射し、アレイ配列のレシーバーで受信した信号を開発アルゴリズムで処理することによって優れた超音波センシングを提供します。これにより、最大3m(5m 2025年Q1)の範囲で前方エリアの3D(三次元)情報が得られます。この新しいアプローチは、MEMSに圧電駆動を統合した新しいアイデアにより実現しました。音響信号を電気信号に変換するMEMS トランスデューサーはSonair独自の設計で、ノルウェーの研究機関SINTEFによって委託製造されています。
開発したトランスデューサーの材質はシリコン製で量産へ対応が可能です。空気とよく調和した音響インピーダンスを持ち、一般的なトランスデューサーとは異なり、超音波パルス波長の半分に相当する間隔でアレイ状に配置されています。これにより、医療用超音波で知られる方法により、アレイの前のボリューム全体の距離・画像再構成が可能になります。この画像化方法はビームフォーミングと呼ばれます。
Sonairの革新性は、波長が一致したトランスデューサーと、ビームフォーミングおよび物体認識アルゴリズム用の最先端の画像処理ソフトウェアを組み合わせることです。このイノベーションにより、音を送信して聞くだけで3D空間情報が利用できるようになります。
Sonairは、ロボット工学アプリケーションで3D超音波イメージングを使用することにより、安全なナビゲーション、小型化、コスト効率、および低消費電力を実現します。
視野 | 水平180° × 垂直180° |
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距離レンジ | 0 ~ 3m(5m 2025年Q1) |
距離レンジ分解能 | 1cm |
角度分解能 | 2°(中心) - 10°(エッジ) |
超音波周波数 | 70 ~ 85kHz |
データレート | 10Hz |
出力 | UDPパケット |
インターフェイス | イーサネット |
デジタルI/O | あり |
消費電力 | 5W(最大) |
ソフトウェア | ビューワーソフトウェア付属 |
API | Pythonベースのソフトウェアツール |
ROS/ROS2 | 提供予定(TBD) |
供給電圧 | 12-24V |
動作環境温度 | 0 ~ 40℃ |
寸法 / 重量 | 100 × 100 × 30mm / <100g |
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