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手軽に感度UP! ビニング対応カメラ
カメラでデータ処理しようとする時に明るく対象を捉えるのは重要です。
しかし、色々な制約で明るさをそれ以上に上げる事ができない場面はよくあります。
そんな悩みに対しての最後の手段が、今回オススメするビニングです。
ビニング?
ビニングは複数の画素の電荷を統合して1つの画素として出力する感度増強機能です。
例えば2x2ビニングだと横2画素と縦2画素をまとめて1つの画素として扱い輝度値データを出力するので、
感度が純粋に4倍になります。
その代わり、ビニング倍率の数値に応じて出力解像度は低下します。
2x2ビニングだと縦横半分の解像度で出力される事になります。
とは言え、カメラで観察している範囲は変わらないため、解像度を落とすだけで感度が4倍になり、
手軽に強力な感度増強をする事が可能です。
※解像度は減るが観察範囲はそのままで感度が4倍になるので見えにくかった物もはっきりと見える※
カラーでビニング!TrueColorBinning
通常、ビニング機能は単にの電荷を統合するだけなのでカラーカメラの時に色情報を失う不都合が出ます。
そのためモノクロカメラのみビニング対応の製品が多いですが、
Baumer社のカメラはカラーカメラでもビニングを利用可能なTrueColorBinning機能を搭載しています。
今まで感度不足で諦めていた状況でも、Baumer社のカメラならカラー・モノクロ関係なくビニングを使えば感度を増強して対応することが可能です。(LXG/LXCシリーズはTrueColorBinning非対応)
※ビニングしても色の情報が失われない※
どの解像度を選べば良いのか
Baumerのビニング機能は全て2x2ビニングです。
従って、今使っている解像度の4倍の解像度のカメラを使ってビニングをすれば同等の解像度で感度4倍の効果が得られます。また、BaumerならビニングしながらROI(パーシャルスキャン)で指定範囲の切り出し出力も可能です。
参考例
-
30万画素(640×480)相当でUSB接続必要
150万画素
VCXU.2-15(1440x1080) -
120万画素(1200×1000)相当でGigE接続必要
500万画素
VCXG.2-51(2448x2048) -
FullHD(1920×1080)相当で60fps必要
900万画素
VLXT-90.I(4096x2160 & 93fps) -
4K(3840×2160)相当でGigE接続必要
4800万画素
LXG-500(7920x6004) -
安価に高解像度高感度を実現したい
600~2000万画素
VCXU.Rローリングシャッターモデル
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