Cambrian Edge　NVIDIA Orin搭載

Cambrian Edgeは、Cambrian Coreに基盤を拡張しセンシングと処理、高度なコンピューティングを備えたマルチスペクトル・エッジカメラです。
ご用途に合わせたチャンネル選択が可能、NVIDIA Orinを搭載し、AI対応の処理を利用してデバイス上で直接モデルをトレーニング及び展開し、インテリジェントな検査応用が可能です。

インターフェイス	GigE・USB3.0
出力	HDMI
入出力I/O	25ピンGPIO
電源	12V DC
レンズマウント	Ｆマウント
重量	800g

Cambrian Max　Plug＆Playデバイス

Cambrian Maxは、USB3.0インターフェイスを採用したPlug＆Playデバイスです。
クロスプラットフォームのインターフェイスにより、各チャンネルで選択が可能な基本的なセンサ機能、トリガーモードによる画像同期、付属のAPIを使用した開発が可能です。

インターフェイス	USB3.0
入出力I/O	25ピンGPIO
電源	12V DC
レンズマウント	Ｆマウント
重量	600g

Cambrian Core　組み込み用

Cambrian Coreは、OEM向けの組み込み用デバイスです。
シンバルや航空宇宙センシング、医療システムなどの組み込み用途に最適です。

インターフェイス	USB3.0
入出力I/O	GPIO
電源	12V DC
レンズマウント	Ｆマウント
重量	350g

Cambrian 2W　２チャンネル

Cambrian 2Wは、独自のビームスプリッター光学系を採用したデバイスです。
可視VIS-赤外線短波長SWIR域をカバーし、搭載したズーム光学系により遠距離の監視が可能です。
ドローン検知への応用が期待されます。

標準センサ

イメージセンサ	フォーマット	センサ サイズ	ピクセル サイズ	画素数	フレーム/秒
Sony IMX265	カラー/モノクロ	1/1.8	3.45μm	310万画素	54fps
Sony IMX264	カラー/モノクロ	2/3	3.45μm	500万画素	34fps
Sony IMX548	カラー/モノクロ	1/1.8	2.74μm	500万画素	81fps
Sony IMX546	カラー/モノクロ	2/3	2.74μm	800万画素	59fps
Sony IMX991	SWIR	1/4	5μm	30万画素	223fps
Sony IMX990	SWIR	1/2	5μm	130万画素	119fps
Sony IMX992	SWIR	1/1.4	3.45μm	530万画素	70fps
Sony IMX993	SWIR	1/1.8	3.45μm	520万画素	170fps
eSWIR	SWIR	1/4	5μm	30万画素	30fps
eSWIR	SWIR	1/2	5μm	130万画素	30fps
Sony IMX626	Prophesee イベント検出器	1/2	4.86μm	90万画素	10000+

• ・カスタムセンタはお問い合わせください。
• ・基本的にチャンネル構成は同じセンササイズ＋ピクセルサイズのイメージセンサとなります。
• ・IMX265 と IMX993のように同じセンササイズで、同じピクセルサイズであれば組み合わせ可能です。
• ・イベント検出器のセンサと他イメージセンサとの組み合わせでは、チップサイズとピクセルサイズが近いものとの組み合わせとなり、中心とFOVは可能な範囲での調整となります。

センサフィルター選択（チャンネル別選択）

ロングパス/ショートパスフィルタ	400 ～ 2000nmの波長域で自由設計
バンドバスフィルタ	400 ～ 2000nmの波長域で自由設計
偏光フィルタ	0°・45°・90° 又は 0°・60°・120°

プリズム選択

Neutral コーティング	33 / 33 / 33 （標準）
カスタム コーティング	ご要望をお聞かせください

CFA選択

フォーマット	カラー / モノクロ / カスタムパターンフィルタ

・３チャンネル カスタムバンド（400 ～ 2000nmで自由選択）
・５チャンネル カスタムバンド（例：RGB・NIR1・NIR2）
・７チャンネル カスタムバンド（例：RGB・RGB2・NIR）
・NDVI（Green・Red Edge・NIR）
・偏光（例：０°・45°・90° 又は ０°・60°・120°）
・カラーメトリック
・ハイダイナミックレンジHDR（12 f-stop HDR）
・イベント検知
・画像＋スペクトロメーター

事例：７チャンネル

標準的な７チャンネルは、２つのカラーセンサと１つのNIR近赤外線又はSWIRセンサで構成されます。
２つ目のカラーセンサはRGBをシフトさせ、２つのセンサから６チャンネル分を組み合わせることで最高のカラースペクトラルイメージを提供します。NIR近赤外線又はSWIRセンサは700～2000nmの波長レンジで、材料・欠陥・完成度・不一致部分・人工/天然素材分類など異なった情報を得ることができます。

事例：５チャンネル

事例：偏光

事例：イベント検知

イベント検知センサでは、バンドパスフィルタ等を組み合わせた３チャネルの構成以外に、イベント検知＋カラー＋SWIRなど特殊な観察構成も実現可能です。

通常、色を分離するプリズムが直面する収差は補正しない限りイメージデータの品質を悪くします（特にイメージのエッジ付近では顕著に現れます）。

Cambrian™シリーズは独自の技術を基に設計された光束相殺補正学系が、 標準的な３カメラのプリズムによって発生する球面収差や色収差を校正し、通常の波長レンジを超えたブロードバンドレンジ（400～2000nm）での測定を実現しました。

比較データ