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リモートセンシング用TDLASガス計測器

シリーズ名

BM-V-1シリーズ

キャリブレーション不要で30mまで精度の高い計測が可能

point
  • リモートセンシングにも使える小型、軽量
  • 測定距離30m、反射板で100mまで拡張
  • キャリブレーションフリー
  • 高精度、高速な計測
  • USBやシリアル通信、アナログ出力に対応

Beamonics社のBM-V-1はTDLASを用いた、ガスの検出や定量化が可能な小型のガス分析計です。

キャリブレーションの手間なく30mの距離まで検出が可能です。広い範囲を単一のシステムでカバーでき、有毒なガスを安全な距離から検知・測定することも可能です。

システムに用いられているセンサは周囲のガスで変質することなく、バックグラウンドのレベルの低濃度から継続的に計測できます。メタン(CH4)、酸素(O2)、二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)、酸化窒素(NOx)、フッ化水素(HF)、硫化水素(H2S)、塩化水素(HCl)の計測に対応可能です。

測定したいガス種、カスタムの要望があればご相談ください。

計測距離 0.2 ~ 30m
掃引時間 50 ~ 240μs(標準120μs)
レーザー消費電流 400mA
サンプリングチャネル数
サンプリング階調 24
サンプリングノイズ(V) 0.1μVrms(サンプリング時間1秒)
サンプリングノイズ(ADU) 0.1
入力電圧 15~32V DC(標準24V DC)
消費電力 5W(レーザーにより変動)
インターフェース デジタル、アナログ、シリアル(USB、RS485、4-20mAなど)
対応ガス CH4 , O2 , CO2 , CO , NOx , SOx , HF , H2S , NH3 , HCl.
計測参考値 ガス種 測定精度(ppm・m)
酸素:O2 450
フッ化水素:HF 0.03-0.8
一酸化炭素:CO 15-2500
二酸化炭素:CO2 40-3500
メタン:CH4 15
硫化水素:H2S 25-300
酸化窒素:NO 25-800
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TDLAS(レーザー吸収分光法)はプロセスガス中の特定ガス種濃度を非常に高い感度で計測する技術です。
通常光源とディテクタにガス流路が挟まれた構成になっています。

光源から照射されたレーザーはガス中を通りディテクタで強度を計測されます。
CH4やCO2などのガスはそれぞれ特定の波長に吸収を持つため、ガスの吸収ピークの波長のレーザーはガス中を通りぬける際に吸収されて強度が弱まります。レーザーの入射時の強度とディテクタで検出された濃度を比較することでガス濃度を算出できます。

射出側光強度
検出側光強度

またガスの吸収ピークの1つに対してレーザーの波長を掃引し、スペクトルのプロファイルを取得することで、その形状から温度や圧力の情報も得られます。

吸収スペクトル
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商品コード(型番) 構成/内容 価格
BM-V-1 リモートセンシング用TDLASガス計測器 BM-V-1 お問い合わせ

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