４セグメント照明

シェイプ・プロム・シェーディングでは、測定対象物に様々な方向から光が照射され、それぞれ１画像が取り込まれます。測定対象物の様々な光と影の画像情報から高さと奥行をソフトウェアで計算し３Ｄ画像を生成します。４セグメント照明を使うことで、わずかな高さのズレ、反射、プリントエラー、様々な表面テクスチャなど画像への干渉要因がなくなり、照明調整など測定時間も短縮されます。

• ・印刷面の点字
• ・レリーフ構造物・エンボス加工の検査
• ・反射率の高い物体検査

４セグメント照明のアドバンテージ

４つの照明を個別に配置することと比較して、４セグメント照明には反射として測定対象物側に暗い隙間が現れることが無いという利点があります。作動距離を変えることで、様々な検査タスクを実行することができます。滑らかな表面上の点字や缶の底のエンボス検査にも最適な照明です。

RGBW照明

RBGWのリング照明を使用すると、モノクロカメラで撮影したときに色の表面を明確かつ簡単に区分できるようにコントラストを作成できます。
光の色が物体の色と似ている場合、光は反射されます。モノクロカメラの画像では測定対象物がより明るく見えます。光と物体の色が補色である場合、光は吸収され測定対象物は暗く見えます。

RGBW照明のアドバンテージ

MBJ Imaging社のRGB照明の利点は真の4000K白色光を提供できることです。
赤色625nm、緑色535nm、青色465nmの個別色チャンネルに加えて、白色も別チャンネルとして使用できるため、加算的に多種類の照明を生成できるだけでなく、白色のスペクトル分布が均一になり明るさがさらに高まります。

• ・正確な色制御・色の偏差、色の違い検出
• ・様々は色空間を瞬時に調整・生成が可能
• ・真の白色は、個別にチャンネル制御が可能
• ・均一なスペクトル分布と追加の光強度を提供

角度照明

45°の角度付きリング照明は測定対象物の表面分析に最適です。特にパンチ構造やレリーフ構造の検査に適しています。照明は測定対象物から短い作動距離に取り付けますが、カメラは直接反射を避けるために長い作動距離で設置されます。斜めのエッジが強調表示され、わずかな深みが照明により表現されます。

赤外線短波長照明

新しいSWIRシリーズは、ビーム角度が約45°の直接光の照明です。1050～1650nmに幅広い波長により、様々な検査焦点を設定できます。照明本体の制御ダイオードは、赤外線短波長光が照射中であることを示しています。ヒートシンクにより、最適な放熱管理が確保され、LED照明のパフォーマンスを最大化します。

• ・化学的に異なる材料の分類や検査
• ・シリコン又はプラスチックの透過照明
• ・水分含有量の分析（果物の傷、植物の生育状態など）