ICMeasure - Free Measurement Tool -
製品名
ICMeasure
製品名
ICMeasure
The Imaging Source社デバイス専用 測定・計測ツール
- The Imaging Source社デバイスに無償付属
- 画面上でキャリブレーションと測定が可能
- 長さ、角度、円の手動測定用ツールあり
- 自由に設定可能な注釈機能(色、フォント、線幅)
- 画像処理フィルタツールあり(光学歪み補正等)
- シーケンス画像の保存可能(BMP、PNG、TIFF、JPEGに対応)
- マルチプラットフォームのサポート
※対応OS:Windows7、Windows8、Windows10、Windows11、
Ubuntu 18.04 LTS(Intel/AMD/ARM)以降 - H.264のコーデックを使った動画保存
- 複数デバイスを制御可能
ICMeasureは、産業用カメラ、フレームグラバーボード、USBビデオコンバータといったThe Imaging Source社にご利用いただけるアプリケーションソフトウェアです。単なるビューワーソフトとしてだけでなく、簡易計測に特化しており、使いやすさを重視したソフトウェア設計になっています。 ICMeasure 3.0のバージョンからは、GUIを刷新しさらに利便性が向上しました。また、LinuxとWindowsの両プラットフォームをサポートしたことにより、新しいプラットフォームやデバイスへの対応がさらに容易になりました。JetPackやRaspberry Pi OSにも対応しておりますので、ローコストなPCで測定用ソフトウェアを導入することができます。さらに、GUI上で複数のデバイスを同時に開いて表示・操作することができるので、複数のカメラを使って効率的に観察・測定をすることができます。
ICMeasureのダウンロード
ICMeasure 日本語版簡易測定・計測ソフト
3.0.0.502
2023/08/30
ICMeasureでできる事
※画像をクリックすると拡大表示されます。
キャリブレーションと測定
ICMeasureを使えば簡単に寸法測定の為のキャリブレーションができます。画面上に定規や寸法サイズが既知のものを映して、長さを入力するだけでできます。 スケールは、インチ、ミリメータ、マイクロメータ、ナノメータなど様々な単位に設定できます。また、ライブ表示しながらデジタルズームした状態(拡大したい箇所をマウスでスクロールすると拡大)から測定ができるので、細かい箇所でも測定ができます。
また、測定したオブジェクトの形状や計測値をCSVファイルとして保存できます。CSVファイルには、画面上で描いたオブジェクトの形状や長さなどが記載されており、定量的なデータとして管理できます。
オーバレイ表示
ICMeasureには任意の図形や線をオーバーレイする機能があります。オーバーレイの線の太さや色のパラメータを変更することで、位置合わせやズレ等を確認するアプリケーションとして使用できます。なお、Windowsの場合「%AppData%/IC Measureバージョンxxx/scripts」、Linuxの場合「~/.config/ICMeasure/scripts」にオーバーレイのデータが保存されており、プロジェクト毎にオーバーレイのパターンを使い分けが可能です。
ICMeasureでは、デフォルトで提供されるオーバーレイに加えて、スクリプト言語(Lua)を使用して独自のオーバーレイを作成する機能があります。スクリプト言語(Lua)の実装方法に関するリファレンスは、以下をご参照ください。
http://www.lua.org/pil/contents.html
スクリプト言語(Lua)を使用すると、十字線、時間カウント、ベクター画像などの任意のオブジェクトを自由に配置し、あらゆるワークの形状確認ができます。
長さ、角度、円の手動測定
円・直線・三角形・角度といった図形をマニュアル測定ツールとして利用できます。距離・角度・面積・周囲の長さといった任意のポイントを、ライブプレビューを表示しながら計測ができます。これによってあらゆる部品の品質チェックを行えます。
注釈機能
ライブビューを表示しながら、表示画面にオーバーレイで線を引いた長さ・直径・角度などの情報を取得することができます。それらの情報を画面上ですぐに確認することができます。デジタルズームすれば細かい場所を計測するときにも長さ・直径・角度をすぐに確認できるので精度チェックなどに適しています。
画像処理フィルタツール
ICMeasureでは高度な画像処理フィルタを実装しています。下図は広角なレンズを用いたときに起きる歪曲収差を補正するフィルタ(Perspective Correction)です。Strength(強度)の値が0以上の時タル型の歪みを補正をし、0未満の時糸巻き型の歪みを補正することができます。また、Vertical Offset(垂直オフセット)、Horizontal Offset(水平オフセット)によってフィルターの中心から移動することが可能です。その他にもSobel(エッジの強調を行うフィルタ)、Invert(画像の輝度値を反転するフィルタ)、BrightnessContrast(明るさとコントラスト)、Vignetting(周辺減光フィルターは周辺減光を補正するツール)などがあり、様々なシーンで最適な画像を取得することができます。
シーケンス画像の保存(Acquisition of Image Sequence)
スペースキーを押下することで任意の枚数の画像をBMP・TIFF・JPEGで保存できます。またタイマー機能により一定間隔で自動で撮影し、指定のフォルダへ連続したファイル名などで保存も可能です。
H.264のコーデックを使った動画保存
ICMeasureはデバイスから取得したフレームをコーデックに引き渡しています。フレームの引き渡しはICMeasureが行い、実際の動画ファイルの作成はコーデックが行っています。ICMeasureではH.264などのコーデックの指定だけでなく、保存先やハードウェアエンコードの指定も可能です。ハードウェアエンコードはCPUの負荷を低減しながら動画保存することができますので、動画保存の処理が軽くなります。
複数デバイスを制御可能
ICMeasureを使用すると、デバイスを選択するだけで複数のデバイスを同時に起動することが非常に簡単になります。オープンしたデバイスには、オーバーレイや測定を適用し、一度に多くの情報を取得することができます。
※注意事項
- ICMeasureはThe Imaging Source社のデバイス専用のソフトで、他社デバイスでの使用はできません。
価格
商品コード(型番) | 構成/内容 | 価格 |
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ICMeasure | The Imaging Source社デバイス専用 測定・計測ツール | デバイスに無償添付 |