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ICExpress ソフトウェア 日本語版

製品名

ICExpress

The Imaging Source社デバイス メモリレコーディングソフトウェア
高速カメラで撮影した現象をRAMメモリ領域に保存

※上の画像をクリックすると拡大表示されます
イメージングソース ダウンロードサイトのリンク
※ 本製品にはパッケージ・CD等は付属しません。
  ドライバ・ソフトウェア・資料マニュアル等はこちらから
  ダウンロードしてください。
point
  • The Imaging Source社デバイスに無償添付
  • フレーム落ちリスクを低減、ハイスピード撮影&録画
  • 複雑で高度なメモリコントロールプログラム不要
  • 複数台同期撮影も可能
  • ハードウェアトリガーによるメモリ録画も可

ICExpressソフトウェアはThe Imaging Source社デバイスのメモリレコーディングソフトウェアで、The Imaging Source社製品にはすべて無償で添付されます。

これまでは、高速の現象の動作解析には高価なカメラとレコーディングソフトウェアが必要でした。The Imaging Source社製産業用カメラとICExpressソフトウェアを使えば1000fpsや3000fps程度のフレームレートの録画なら、数万円のThe Imaging Source社カメラと無償付属のIC Expressで実現できます。

ICExpressのダウンロード

IC Express高速メモリレコーディングソフト
1.1.0.23
2019/07/24

はじめに ~メモリレコーディングとは

メモリレコーディングとは、カメラから高速に出力される画像データを、PCのメモリRAM領域に高速に取り込み保存する方法のことを指しています。高速現象をカメラで撮影し、コマ送りにして解析するときなどにメモリレコーディングが必要になります。産業用カメラで動画を撮影するときはaviという拡張子などで保存ができます。また、産業用カメラはPCに対して非圧縮大容量データを高速に送信していいますが、通常の録画をする際はそれらのフレームはいったんメモリRAM領域のリングバッファに格納され、順次HDD/SSDのストレージ領域のaviファイル格納されていきます。
しかしながらこの時、カメラから出力されるフレームが「カメラからメモリ」と「メモリからHDD/SSD」と移動する時のスループットを意識する必要があります。通常だと「カメラからメモリ」と「メモリからHDD/SSD」では後者の方が圧倒的に遅い為、メモリに入ったフレームはHDD/SSDに移動する前に次のフレームに上書きされてしまいHDD/SSDに入ってきた画像データが連続していない場合があります。これは通称フレーム落ちと呼ばれています。このフレーム落ちの頻度を下げるためにフレームをいったんメモリに格納しておき、カメラからのフレーム出力を止めてからHDD/SSDに格納するということをします。これがメモリレコーディングです。カメラからメモリへの書き込み速度は非常に速いのでこうする事でフレーム落ちのリスクを減らすことができます。
メモリレコーディングは、メモリ領域の確保や制御を伴うので、プログラムとしては難易度が高い為、通常はメモリレコーディング専用ソフトを使います(アルゴ取扱いNorpix社StreamPIX等)。ローコストソリューションをシンボルに掲げユーザフレンドリーなソフトウェアを提供しているTheImagingSource社の産業用カメラを使えば、メモリレコーディングソフトICExpressを無償でご利用いただく事ができます。

必要なメモリ容量の計算について

1920x1080の解像度のカメラを60fpsで動作させて10秒間メモリレコーディングする時の必要メモリ容量は以下になります。

1920 × 1080 × 8bit × 60fps × 10sec = 9.95Gbit = 1.24GB

上記の1.24GB以外にもOSが動作するメモリ領域もあるのでOS用に最低8GB程度を確保しておくと安全です。PCの選定や必要スペックの参考にしてください。

ICExpressクイックガイド ※PDF版ダウンロード

Step 1:「Options」をクリック

「Options」で、使用するビデオキャプチャデバイスの数とイメージの保存場所を指定します。 指定すると、空白のビデオウィンドウが表示されます。

Step 2:ビデオキャプチャデバイスのオープン

空白のビデオウィンドウ上で右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。「Device」でビデオキャプチャデバイスを開き、ビデオフォーマットやフレームレート、解像度を設定します。

Step 3:ビデオキャプチャデバイスの設定

同じく、ビデオウィンドウ上で右クリックで「Properties」を開き、露光時間やゲインなどのカメラプロパティを設定します。

Step 4:キャプチャセッションの設定

これでビデオキャプチャデバイスが設定され、ライブビデオストリームが表示されます。 オプションダイアログでは、録画時間とトリガオプションが設定されています。

Step 5:キャプチャの準備

メニューの「Prepare Capture」またはF2キーを押すとキャプチャを準備します。 つまり、メモリが割り当てられ、ビデオキャプチャデバイスがトリガモードで動作する場合、トリガモードがアクティブになります。 トリガモードでは、ビデオキャプチャデバイスにトリガが発生するまで、新しい画像は更新されません。

IC Expressがメモリが少なすぎると警告するは、以下を減らしてください。
● 撮影時間
● それぞれのキャプチャデバイスのフレームレート
● ROIの設定(デバイスの解像度を落とす)
● ソフトトリガーの場合、Frequencyを落とす

キャプチャの準備が整うと、メニューの「Prepare Capture」が「Save Images」に変わります。

Step 6:画像の保存

設定した枚数の画像をPCがビデオキャプチャデバイスから受信した場合、画像は自動的に保存されます。 または、「Save Images」メニューをクリックするか、F3キーを押してください。イメージを保存した後、メニュー項目 「Save Images」は「Prepare Capture」に戻り、再度キャプチャプロセスを繰り返すことができます。

仕様

認識デバイス The Imaging Source社のデバイス
対応OS Windows7、Windows8、windows10、windows11
※注意事項
  • デバイスドライバがサポートする機能のみ調整が可能です。

価格

商品コード(型番) 構成/内容 価格
ICExpress The Imaging Source社のデバイスのみ動作 デバイスに無償添付
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