LinuxにおけるUVCカメラをとりまく開発のフレームワーク
1.Linuxで産業用UVCカメラを動作させる
TheImagingSource社(以下TIS)製USBカメラは、一般的なWEBカメラなどと同様にLinux環境でUVCカメラとして使うことができます。
WEBカメラもTISカメラも、v4l2の汎用的なLinuxドライバを用いてデバイスを制御します。
この時、産業用UVCカメラDFKシリーズを用いていれば、UVC Extension Unitsをインストールする事で産業用カメラ機能をフルに使えるようになります。
このUVC Extension Unitsをインストールすると、産業用カメラのGPIOへのピンアクセス、外部トリガー、ビニング機能などが使えるようになります。例えば、外部トリガーを使えば、カメラのシャッタータイミングをTTL信号で制御できるようになるので、各種センサと組み合わせることで面白いアプリケーションが開発できるかもしれません。