産業用UVCカメラのすすめ 産業用UVCカメラのすすめ

フォーマット

フォーマットは、イメージセンサの有効画素の大きさを表しています。フォーマットは「1/2インチ、2/3インチ、1インチ」などと表記されます。この情報はレンズなどの光学系を選定する際に必要な情報です。例えば、カメラが2/3インチ、レンズが1/2インチフォーマット対応という組合せでは、レンズで集光した光をイメージセンサの有効画素全体に当てることができないので、ケラレが発生します。ケラレとは撮影した画像の周囲に暗い影ができてしまう事です。


ケラレ画像


逆に、カメラが2/3インチ、レンズが1インチ対応であればケラレは発生しません。レンズの対応インチがカメラのフォーマットより大きければ問題はありません。ちなみに、カメラのセンサフォーマットが大きくなると、カメラのコストも上がっていく傾向にあります。

産業用カメラでUVCカメラとして動作するもの

DFKシリーズ
UVCデバイスとして認識。C/CSマウントUSB2.0カメラ。小型で低価格。カメラ三脚標準付属。
DFKシリーズ
UVCデバイスとして認識。USB3.0Vision準拠。フレームバッファ搭載。
最新のPYTHON、Starvis、Pregiusセンサー搭載カメラ。
DFK-Fシリーズ
UVCデバイスとして認識。レンズ交換可能なオートフォーカスカメラ。
フォーカス位置をSDKからコントロール可能。USB2.0とUSB3.0のモデル有。