イメージセンサの表面のクリーニング方法
センサの汚れの取り除き方について
産業用カメラはボードカメラやCマウントカメラなど様々なラインナップがあります。
ボードカメラはイメージセンサがむき出しの状態なので、センサフィルムをはがして装置に組み込む際に、細かい塵がイメージセンサに付着することがあります。またCマウントモデルであってもレンズの後端部分に付着したダストや塵がイメージセンサ上に落ちて画像に黒点が映ることがあります。そのような場合はそれらを取り除く必要があります。ここではイメージセンサの塵や細かいホコリを除去する方法について記載します。
その1.エアーブロー
エアブロワーをセンサ表面に吹き付けてください。エアゾールはセンサ表面を損傷するリスクのある化学物質を含んでいる場合があるので、極力使用しないでください。
その2.Lenspen MiniPro II
オンラインで入手可能です。ペンの片側にはブラシがあり、もう一方には小さなふき取り面があります。取扱い説明書に従って、センサ表面に傷がつかないようにご注意ください。
その3.ペンタ棒
棒の先に粘着性のゲルがついたPENTAX社製のイメージセンサクリーニングキットです。
センサに粘着したゴミを取り除きますが、粘着力が強いので非常に弱い力で取り除くように注意してください。
その4.アルコールによる除去
毛羽立ちのないキムワイプにアルコールをしみこませてセンサをふき取ります。この時、アルコールは90%以上の濃度のものをご利用ください(無水エタノール等)。イソプロパノールは空気中の水分がセンサ表面に付着しますので使わないでください。この場合もセンサ表面に傷がつかないように弱い力で行ってください。
上記の作業では、センサ上の“カバーガラス“部分を掃除しています。非常にデリケートなガラスなので傷がつかないように注意しましょう。
産業用カメラでUVCカメラとして動作するもの
UVCデバイスとして認識。C/CSマウントUSB2.0カメラ。小型で低価格。カメラ三脚標準付属。
UVCデバイスとして認識。USB3.0Vision準拠。フレームバッファ搭載。
最新のPYTHON、Starvis、Pregiusセンサー搭載カメラ。
最新のPYTHON、Starvis、Pregiusセンサー搭載カメラ。
UVCデバイスとして認識。レンズ交換可能なオートフォーカスカメラ。
フォーカス位置をSDKからコントロール可能。USB2.0とUSB3.0のモデル有。
フォーカス位置をSDKからコントロール可能。USB2.0とUSB3.0のモデル有。