産業カメラを使う上での明るさを調整する手順
明るさ調整の手順は?
カメラには明るさを調整するためのパラメータがあります。露光時間やゲインなどはこちらをご参照ください。どのような手順で明るさ調整をすればよいか、撮影対象物が動いているか静止しているかに分けて以下に示します。
撮影対象物が動いている場合
撮影対象物が動いている場合は、露光時間が長すぎるとブラーが発生するので、ブラーが発生しない露光時間を計算で算出します。計算方法は後述します。動いている撮影対象物を撮影する時はオンザフライでの撮影と言いますが、ブラーを防ぐために露光時間を短くすると取得した画像が暗くなりますので、次の段階としてゲインを上げます。しかしながら、ゲインを上げすぎるとノイズがのりますので、その場合は外部照明で明るいさを補いゲインを抑えてノイズの少ない画像が得るという事も検討が必要です。
撮影対象物が静止している場合
まずは必要なフレームレートを決定します。撮影対象物が静止していても、1回の撮影で複数枚画像を取得し平均化したり、あるいは、次の撮影(&画像処理)のタクトタイムの関係である程度のフレームレートが要求される場合があります。例えば、フレームレートが10fpsが必要だとすると、露光時間を100ms程度まで上げることができます。それでも足りない場合はゲインを上げます。ゲインを上げるとノイズがのる場合は外部照明を使います。撮影対象物が静止している場合、殆どの場合はゲインは上げる必要がありません
産業用カメラでUVCカメラとして動作するもの
UVCデバイスとして認識。C/CSマウントUSB2.0カメラ。小型で低価格。カメラ三脚標準付属。
UVCデバイスとして認識。USB3.0Vision準拠。フレームバッファ搭載。
最新のPYTHON、Starvis、Pregiusセンサー搭載カメラ。
最新のPYTHON、Starvis、Pregiusセンサー搭載カメラ。
UVCデバイスとして認識。レンズ交換可能なオートフォーカスカメラ。
フォーカス位置をSDKからコントロール可能。USB2.0とUSB3.0のモデル有。
フォーカス位置をSDKからコントロール可能。USB2.0とUSB3.0のモデル有。