【入門編】AnacondaでOpenCVの環境構築
目的、概要
Anacondaの環境にてPythonとOpenCVでTISカメラを動作させる方法について説明します。
動作環境 | Windows 10 |
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開発環境 | Anaconda |
開発言語 | Python |
Anacondaとは
PythonはOpenCVといった画像処理などライブラリ、Pythonコードを書くためのエディタ、データ解析を支援する機能を使って簡単にプログラミングできるのが特徴です。Python本体をインストールすれば、テキストエディタを使ってPythonのコーディングできますが、Pythonで使用するライブラリ、開発を手助けするエディタ、データ解析するための機能はありませんので、個別にインストールする必要があります。AnacondaはPythonとライブラリや機能が一度にインストールでき、Pythonの開発環境を簡単に構築できるものです。
ただ、Anacondaは非常に多くのパッケージを含んでおり、PCの容量を圧迫します。さらに使用しないライブラリなどの依存関係でプログラム作成中にエラーが出たりしますので、必要なライブラリだけをインストールするようにした方がプログラムのバグの修正も少なくて済みます。
プログラムの初心者の方はどのライブラリを使用しているのか意識するためにも、できるだけAnacondaを使わずVisual Studio Codeなどの開発環境をご利用ください。
実行結果以降は同じです。