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サーモグラフィによる製紙プロセスの火災予防
工業用紙加工におけるホットスポットのリアルタイム検出
産業用製紙加工における火災リスク
産業用製紙加工業界では、特に 切断、乾燥、接着の工程において火災リスクが高くなります。段ボール製造では、さまざまな形状や厚さの紙を切断するため、熱と紙くずの蓄積が発生します。この紙くずの蓄積と、機械内部の密閉された空間が組み合わさることで、火災の発生しやすい環境が生まれます。
最大の課題は、これらの閉鎖空間での温度監視の困難さにあります。摩擦によって機械内部の温度が急激に上昇しても、目視ではすぐに異常を確認できません。ベルトコンベアやカッターによる摩擦で熱が発生し、煙が発生するまでに危険な温度に達する可能性があります。従来の火災検知は 煙が見える段階でのみ可能 でしたが、その時点ではすでに機械が停止し、生産が遅れ、設備への損害が拡大していました。
製紙加工工場において 煙探知機のみに頼る火災検知は不十分であり、発見が遅すぎるリスクがあります。煙探知機は燃焼が始まってから作動するため、すでに火災が進行しています。特に切断や搬送の工程では、摩擦熱と可燃物の蓄積によって煙が発生する前に発火する可能性があります。そのため、従来の煙探知機では対処が遅れ、大きな損害を受ける危険があります。
この問題に対し、温度測定技術を活用することで対処が可能になります。特にベルトコンベア下部などの高リスクエリアでリアルタイムの温度監視を行うことで、火災が発生する前に異常を検知し、未然に防ぐことができます。これにより、機械を止めることなくホットスポットを監視し、事前対策を講じることが可能になります。
リアルタイムのサーマルイメージングによる火災防止
Optris社のサーモグラフィXi400を導入することで、煙が発生するはるか以前の段階 で異常温度を検知することが可能になります。このサーモグラフィは機械内部のホットスポットを常時監視し、異常温度の上昇をリアルタイムで警告します。オペレーターはこれにより、燃焼が始まる前に対策を講じることができ、火災の発生そのものを防ぐことができます。
このサーモグラフィは火災検知に適した8 ~ 14μmのスペクトル範囲で動作します。これは、低~中温度領域の監視に適した長波赤外線(LWIR)カメラであり、特に紙や段ボールの監視に最適です。紙は反射率が低く、放射率が高い(通常:0.9 ~ 0.95)ため、赤外線カメラによる正確な温度測定が可能です。これにより、周囲の光や機械の影響を受けることなく、紙の温度を確実に監視できます。
またXi400は、そのコンパクトなサイズと高解像度の熱画像撮影機能により、産業用製紙機械の限られた空間でも設置が容易です。Optris社より提供されるエアーパージアクセサリにより、製紙工場内の粉塵がカメラのレンズを覆うことを防ぎ、正確な温度測定を維持します。設置も非常にシンプルで、USB接続によるPC監視のみで稼働し、追加の冷却装置や複雑なインストール作業を必要としません。
ベルトコンベアの下部に設置することで、紙くずの蓄積による異常発熱を監視し、火災につながる温度上昇を即座に検知します。このカメラは、Optris PIX-Connectソフトウェアと接続され、事前に設定した温度閾値を超えると警報を発する仕組みになっています。従来の目視による煙検知とは異なり、このシステムでは発火前の温度上昇をリアルタイムで検知できるため、より迅速な対応が可能です。
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