• 次世代の全方位・高精度三次元LiDARセンサ
• 水平360°と垂直30°の視野で120mまでの距離レンジ
• チャンネル数16と32ラインの２モデルをラインアップ
• 測定スピードは５ or 10 or 20Hz、マルチエコー対応
• 回転型とは思えない静動設計の機構
• PTP対応、小型・コンパクト設計、優れた環境性能

Hesai Technology社のXT16 / XT32は、独自開発のLiDAR-ASICを採用した次世代プラットフォーム搭載の高精度3D-LiDARセンサです。

XT16は16個、XT32は32個のレーザー送受信センサ（Class 1 Eye Safe）を内蔵し、水平視野全方位360°、垂直視野はXT16が30°、XT32が31°（ロングレンジモデル40.3°）で３Ｄイメージングが可能です。測定精度は約±２cmで、他の一般的な回転型LiDARと比較し、取得した点群の誤差は半分以下になりました。測定距離は約120mで、ロングレンジモデルは250mまでの長距離測定に対応しています。近距離はゼロレベルからの測定が可能なため、センサに接触している遮蔽物も認識することができます。干渉ノイズ除去機能（特許）により他のセンサや外乱光の影響を受けにくい設計となっており、出力データはノイズの少ない綺麗な点群データです。また、ダイナミックレンジが広く、正確な反射率情報と正確な測距情報が取得できます。GPS PPS以外にも、PTP（PTPv2、gPTP）による他センサとの同期に対応しています。小型ヘッドの寸法は直径 103mm×高さ 76mmで重量は約0.8kgで、ロングレンジモデルは更に小型軽量となっています。様々な動作環境に対応する為に、温度・湿度、振動衝撃、耐霜、耐水、耐塵等の厳しい信頼性試験をクリアしています。

自動車、特殊車両、トラック、バス、ロボタクシー、農機、建機、AGV（無人搬送機）、AMR（自律走行搬送ロボット）、デリバリーロボット、セキュリティロボット、ドローン、UAVなどあらゆるプラットフォームに搭載され、自動運転、ADAS、自律走行、障害物検知、環境認識、3Dマッピング、SLAM、ナビゲーション、スマートシティ、人流計測、交通計測などの幅広いアプリケーションに活用されています。