HDMI/SDI信号 ストリーミング&録画ユニット
シリーズ名
Pearlシリーズ
シリーズ名
Pearlシリーズ
ストリーム配信:カメラの紹介 初心者向けからプロ仕様まで
Pearlシリーズ で使用できるカメラのご紹介です。
以下の情報は古い可能性がありますので、詳細はご自身でご確認ください。
※こちらで紹介しているカメラ・ビデオカメラ製品は弊社での取り扱いはございません。
【1】低価格 — webカメラ 屋内ストリーミング
WebカメラはPCとUSBで接続するだけで動作するので、とても簡単にストリーミングが始められます。主に屋内で使用するもので、ひょっとすると画質が物足りない印象をお持ちかもしれませんが、最近は良質なものも多くなってきています。デジタルズーム、高性能マイク、優れたオートフォーカス機能を備えているなど、暗い場所でもはっきりと撮影できるものもあります。もちろん一眼レフなどの品質には及びませんので、屋外でWebカメラを使用して速い動きの撮影には向いていません。
Logitech c920は最も人気のあるWebカメラです。
1万円以下で1080pのストリーミングが始められます。
- <特長>
- ・フルHD(1080p)で撮影可能
- ・優れたオートフォーカスと光補正
- ・デュアルマイクでステレオオーディオ
- ・三脚取り付け可能
- ・78°の広い対角視野
- ・ガラスレンズ - Webカメラの多くはプラスチックレンズを採用していますが、ガラスレンズではより鮮明な映像が取得できます
Logitech以外の低価格Webカメラです。
1,000円ほどの追加料金でさらに他の機能を使えます。
- <特長>
- ・1080p30での撮影
- ・ハイファイ・広帯域マイク
- ・720p HDのビデオチャット
- ・オートフォーカス3.6~32.8インチ
- ・75°対角視野
- ・360°回転
Webカメラの中で上位機種にあたるものです。
価格は数万円ですが、ダイナミックレンジが高く、暗い部分と明るい部分のバランスがとれ色鮮やかな映像が取得できます。暗い場所でも露出とコントラストを自動的に調整して補正します。
4Kは録画のみですが、背景と人を撮るといった場合は非常に便利です。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・画角90°
- ・5倍 デジタルズーム
- ・クリップ、三脚マウント
- ・鮮明な撮影
- ・優れたオートフォーカス
【2】初心者用 — ライブストリーミングを始める方向け
これらのカメラは、ライブストリーミングを始めたばかりの人に最適です。デジタル一眼レフやミラーレスカメラを使用されたことのある場合は、恐らく簡単に操作ができるかと思います。手軽に手に入るものとしては、Canon Vixia R800などの一般向けビデオカメラをご検討ください。これらのカメラは、PCなしで使用できるためWebカメラよりも広い用途でお使いいただけます。こちら以降のカメラは全てPC(ソフトウェアエンコーダー)からライブ配信するためにキャプチャデバイス( AV.io HD+ や AV.io 4K など)が必要になります。また、Pearl Mini(下図の左側)などのハードウェアエンコーダーを使用する場合は、HDMIやSDIケーブルを用いてカメラを直接接続することもできます。
ビデオカメラ
Canon Vixia HF R800はビデオカメラ初心者に最適なカメラです。ライブストリーミングを始めたばかりで撮影に慣れていない方に最適で、価格も手ごろです。いくつか用意して複数の異なるアングル撮影を行い、スイッチングを試してみるにもよいかもしれません。配信中にカメラのスイッチングが行えると、効果的な映像を配信できます。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・バッテリー長寿命
- ・軽量(バッテリー含め 305g)
- ・マイクジャック
- ・スクリーン回転(撮影状況が確認しやすい)
- <欠点>
- ・センサーサイズが小さく、平均的な画質
- ・HDMI Miniコネクタは弱いので、取り扱いは丁寧に
少し価格は上がりますが、センサーサイズが大きくなりより解像度の高い映像を撮ることができます。こちらはライブストリーミング用として初心者向けの優れたカメラです。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・20倍光学ズーム
- ・Wi-Fi/リモートモニタリング
- ・手振れ補正
- ・手動フォーカス
- ・マイク/ヘッドフォンジャック
アクションカメラ
動くものや広い視野で撮影する用途に適したカメラです。GoProカメラは別アングルでの撮影のため、2つめのカメラとして選ばれることが多いです。最新のGoPro HERO Blackモデルには防水性と音声制御(16コマンド)加えて、フルHDでの撮影が可能になっています。
- <特長>
- ・1080p60での撮影 (HERO Black モデル4, 5, 6,7に適用)
- ・手ブレ補正(HyperSmooth機能)
- ・Facebook Liveへの直接ライブストリーミング
- ・超軽量、取り付け可能
- <参考>
- ・HDMI出力がないこともありますので、初期のGoPro HEROモデル(3以前)またはコピー製品には注意してください。GoPro HEROを購入される場合は仕様やレビューなどをご確認ください。
一眼レフやミラーレス
ここでは、デジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラについて一般的な情報をお伝えします。価格には通常、カメラ本体と付属レンズが含まれています。 一眼レフカメラとミラーレスカメラのレンズは通常交換可能で、撮影した映像がどのように見えるかが重要です。付属レンズが撮影に十分かどうかを検討することが重要です。たとえば、遠くにあるものをストリーミングする場合は、ズームを良くするために望遠鏡レンズが必要になることがあります。一方、単(または固定)焦点距離レンズは、ポートレート撮影に最適です。デジタル一眼レフカメラとミラーレスカメラは付属品など追加費用が必要になることが多いです。レンズを試してみる場合や特定のライブストリームで1度だけ使用する場合は、レンズを数日間レンタルすると費用が抑えられます。
デジタル一眼レフを使ってライブストリーミングをお考えであれば、こちらのカメラがお手頃です。ただこちらのカメラには顔+追尾優先のオートフォーカス機能が搭載されているため、撮影時には注意が必要です。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・外部マイク入力端子(φ3.5mmステレオミニジャック/指向性ステレオマイクロホン DM-E1接続)外部マイク入力端子
- ・3インチの回転ディスプレイ(撮影状況が確認しやすい)
- ・レンズ取り換え可能(ズームなど)
- ・HDMI C (Mini)
- <欠点>
- ・マニュアルフォーカスでのみきれいなHDMI出力(オートフォーカスでは顔+追尾優先)
- ・手ブレ補正なし
こちらのカメラはマイクロフォーサーズシステムを採用しており、軽量小型、持ち運びにとても便利です。またミラーレスなので、一部のデジタル一眼レフカメラのデメリットとしてあげられるミラーによる反射、連写が遅くなる・止まるなどが起こりません。こちらのカメラは機能が充実しており、価格とのバランスよく、ユーザー評価では4Kのストリーミングに使えて低価格という声があります。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・4Kストリーミング可能
- ・外部マイク入力端子(φ3.5mmステレオミニジャック)
- ・3インチの回転ディスプレイ(撮影状況が確認しやすい)
- ・Micro HDMI出力(HDMIポートに接続する場合はアダプタが必要)
- ・レンズ取り換え可
- <欠点>
- ・マイクロフォーサーズシステムを採用しているため、ボケの表現が難しい
- <参考>
- ・G7よりも新しいモデル、Panasonic Lumix G85もチェックしてください。2つのカメラの機能は非常によく似ており、メリットも同じですが、G85はより優れた画像安定化機能を備えています。
【3】中級 — ライブストリーミングの質を高めたい
初心者用のカメラは既に使い慣れており、もう少し細かく制御したい場合やライブストリームをもう少し洗練されたものにしたい場合は、こちらの選択が適しているかもしれません。SDI出力を備えたカメラは、ケーブル長を長くでき、より安全な接続(抜けにくい)ができるようになります。外部XLRオーディオ入力も可能になり、より高品質の音声が使用できます。こちらのカテゴリには、いくつかのプロ仕様のデジタル一眼レフやミラーレスカメラ、最上位の民生用ビデオカメラ、さらにはPTZカメラが含まれます。
4Kライブストリーミングが可能な手頃な価格のカメラをお探しの場合は、Panasonic Lumix GH4またはSony a6300をお勧めします(どちらのカメラも持ち運びが楽です)。
デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ
Canon Kissシリーズに続くこちらのクラスのカメラはYouTuberの間でも人気のあるデジタル一眼レフカメラの一つです。ちらつきや光源の変化を補正して、撮影時に一定の露出レベルと画像の色を確保するアンチフリッカー機能が搭載されています。
80Dはそれまでのモデルよりも優れたオートフォーカス機能、顔認識、さらにバッテリーも長寿命です。ただし、ストリーミング中は、オートフォーカスの際に現れる顔認識(緑色の枠)が映らないように、マニュアルフォーカスに切り替える必要があります。またバッテリーの持ちがよくなりましたが、ライブストリーミング中はAC電源に接続することをオススメします。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・外部マイク入力端子(φ3.5mmステレオミニジャック/指向性ステレオマイクロホンDM-E1)
- ・3インチ回転ディスプレイ
- ・レンズ取り換え可能
- ・Wi-Fi(NFC)対応
- ・HDMI C (Mini) 出力
- ・バッテリー長寿命
- <欠点>
- ・マニュアルフォーカスでのみきれいなHDMI出力(オートフォーカスでは顔+追尾優先)
- ・手ブレ補正なし
こちらのモデルはライブストリームでとても人気です。こちらのカメラは撮影することを目的に設計されているため長時間の撮影でもオーバーヒートせず、他のカメラによくあるデーター読み込みの際のクリップ制限(29分)がありません。また、一度の満充電で3.5時間のストリーミングができたという試験結果もあります。4K HDMI出力に対応し、マグネシウム合金のボディで、全天候型のカメラです。
- <特長>
- ・4K DCI (4096×2160)での撮影
- ・ストリーミング解像度: 4K24, 4K30, 1080p60
- ・3インチの回転ディスプレイ
- ・バッテリー長寿命、長時間撮影可能
- ・オーバーヒートせずに長時間の撮影可能
- ・幅広いレンズに対応
- ・Micro HDMI 出力
こちらはPearlシリーズのメーカーであるEpiphanも使用しているカメラです。超小型で持ち運びしやすいながらも優れた映像を撮影できます。高品質で持ち運びできるミラーレスカメラとしてお手頃です。
- <特長>
- ・最高4K UHDでの撮影
- ・ストリーミング解像度 4K30, 1080p60
- ・3インチのモニタ
- ・エンベデッド2CH HDMI Audio
- ・Wi-Fi(NFC)対応
- ・優れたオートフォーカス機能
- ・Micro HDMI 出力
- ・軽量
35mmフルサイズセンサー搭載の最も手頃なカメラです。
後継のSony A7 IIIもライブストリーミングに向いたモデルです(価格は2倍)。暗い場所でも撮影ができ、ノイズも少なく、最高UHD 4K (3840×2160/30fps)での撮影が可能です。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・HDMI 出力と内部メモリへの録画が同時に可能
- ・優れた手ブレ補正
- ・3インチの液晶モニタ
- ・Wi-Fi(NFC)対応
ビデオカメラ
こちらのモデルはプロ仕様ビデオカメラの最上位機種で、大型センサー搭載で、画像の絞り、明るさ、フォーカス、露出、ISO、ホワイトバランスなど細かな制御が可能です。また手持ちか三脚使用かによってブレ補正を選択できます。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・20倍光学ズーム, 400倍デジタルズーム
- ・高精度な手ブレ補正
- ・3インチの液晶モニタ(タッチフォーカス)
- ・細かな設定による制御可能
- ・暗い場所でも優れた映像が撮影できる
- <欠点>
- ・4K非対応
こちらのモデルは上記のモデルを強化したものです。XLR音声入力とガンマイクマウントを備えており、音声を大幅に改善できます。
- <特長>
- ・1080p59.94での撮影
- ・20倍光学ズーム
- ・3インチ有機ELディスプレイ
- ・優れたオートフォーカス, 顔認識, 手振れ補正
- ・マニュアルカメラ制御
- ・2つのXLR マニュアル/オートレベル, 2CH XLR マイク
- ・HDMI とコンポジット出力
- ・バッテリー長寿命
- ・高品質なキャノンレンズ
- <欠点>
- ・4K非対応
- ・同価格のデジタル一眼レフカメラと比較するとセンサーサイズが小さい
- <参考>
- ・アップグレードモデルのXA15もよく似た仕様ですが、長距離伝送が可能で抜けにくいBNC (HD-SDI) 出力が搭載されています。
【4】プロ仕様 — より映像にこだわりたい
こちらのカテゴリでは、より高性能なハイエンドのビデオカメラ、高性能なデジタル一眼レフ/ミラーレス、およびプロ仕様のカメラを取り上げます。SDI出力と複数のXLR入力が標準化され、HDMIの高解像度4Kストリーミング対応のものもあります。
ライブストリーム中に非常に便利なのは、絞りやズームなどの設定をリモートで制御できることです。これにより、カメラオペレーターは円滑に正確な撮影ができ、映像をよりプロフェッショナルなものに仕上げられます。こちらのカテゴリの多くのカメラは、これらの高度なリモート制御オプションを提供しています。
デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ
こちらのデジタル一眼レフミラーレスカメラは映像コンテンツ制作者にとても人気です。マイクロフォーサーズシステム搭載で4Kの撮影が可能。さらに、色再現性、センサー、フォーカス機能がアップグレードされています。性能の高さと価格のバランスが取れており、ライブストリーミングに最適なカメラと言えます。
- <特長>
- ・最大4K DCI 30fps (4K30)での撮影
- ・3インチ回転ディスプレイ
- ・高度な色再現性
- ・優れた手振れ補正
- ・ライン入力のφ3.5mmマイクジャック
- ・Panasonic XLR マイクアダプタ対応 (別売り)
- ・HDMI 出力
- <欠点>
- ・デジタル一眼レフカメラの中では重い(約0.7㎏)
- <参考>
- ・ベーシックなストリーミング用カメラを探している場合は、GH4をご検討ください。
プロ仕様カメラ
こちらのカメラには4Kでの撮影機能はありませんが、フルHD画像はかなり素晴らしいです。スーパー35mm相当CMOSセンサー搭載で、ワイドダイナミックレンジで、LUT対応により映画のような撮影が可能です。被写界深度が浅い印象的な画像が撮れ、ライブストリーミングで映画のような完成度の高い映像を使えます。
- <特長>
- ・1080p60での撮影
- ・2つのXLR 入力(48V),φ3.5mmマイクジャック
- ・レンズを最大限に活かした映画のような撮影が可能
- ・LUT対応、ワイドダイナミックレンジ
- ・暗い場所でも優れた映像が撮影できる
- ・交換レンズ(標準Canon EF レンズ)
- <欠点>
- ・非常に高価
- ・4K非対応
- <参考>
- ・Canon EOS C100 Iはインターレースのみの出力でライブストリーミングには向いていないためご注意ください。
プロ仕様のビデオカメラ
こちらはプロ仕様のモデルで、放送業界でも使われています。1.0型(有効)MOSセンサー搭載で、20倍の光学ズーム、豊富な制御によりプロ仕様のカメラとしてバランスの取れたものです。HDMIと3G-SDIの2つの出力ポートがあり、HDMI出力は4K対応です。
- <特長>
- ・4K 24 または UHD 4K60
- ・SDI出力:フルHD 1080/60p (HDMI とSDI出力は同時に使用不可)
- ・優れた20倍光学ズーム (24~480mm レンズ)
- ・高速フォーカスアシスト
- ・波形表示(プロ仕様)
- ・高画質・高倍率のズーム
- ・2つのXLR、1つのφ3.5mmジャック
- ・iPadからワイヤレスリモートコントロール可能
- ・ワイヤード・リモート (別売り)
- ・アイリス、フォーカス、ズーム、RECスタート/ストップの手元操作に対応したREMOTE端子を装備
- ・手振れ補正、内蔵NDフィルタ
こちらのモデルは非常に美しい映像を撮影できるもので、4Kでの撮影、リモートコントロールにも対応しています。
- <特長>
- ・HDMI2.0での4K60出力
- ・3G-SDIでの1080p60出力
- ・15倍光学ズーム (最大30倍デジタルズーム)
- ・2つのXLR 入力、4CH音声
- ・リモートコントロール