※画面を横にするとパソコン版のレイアウトでご覧いただけます。
 正しく表示されていない場合は横向きでご覧ください。

廉価版 超広角ステレオ3Dセンサ

製品名

MultiSense KS21i

超広角FOVステレオ3Dセンサ・カラー点群出力可能


▲ 3Dモデルをマウス操作で全方向からご確認いただけます

point
  • CPU & GPU搭載
  • 使用温度環境:-30℃ ~ +65℃
  • 耐振動・衝撃性能:10G/100G
  • 200万画素モノクロカメラ×2、200万画素カラーカメラ×1
    IRパターンプロジェクタ×2
  • 超広角FOV(単体):135°×84°
  • カラー点群出力対応
  • ROS1 / ROS2 対応

Carnegie Robotics社 の MultiSense KS21i は堅牢なハウジングを持つ廉価版ステレオ3Dセンサです。センサ内にCPU & GPUを搭載し、ステレオマッチングやカラー点群化処理 をセンサ内部で行いデータ出力するので、接続するPC側の計算処理負荷は最小限となります。ROS1/ROS2ドライバが用意されているのでセンサからのイメージデータ、デプスデータやカラー点群等のROS Topicが使用可能です。

測距レンジ0.5m ~ 20m、使用環境温度 -30℃ ~ +65℃、耐振動・衝撃性能:10G/100Gの性能を持っています。

屋内自動搬送機、フォークリフト、AMRや業務用清掃ロボットなど幅広いアプリケーションで使用いただけます。

商品コード Multisense-KS21i
ステレオ用モノクロイメージセンサ 1920×1280@9fps or 960×600@30fps ×2、グローバルシャッター
FOV(H×V):135°×84° 焦点距離:3.9mm F/2.6
ステレオビジョン アルゴリズム:Semi-global stereo matching
ベースライン:21cm
アルゴリズム処理スピード:30fps @0.5MP, 256 Disparity
測距レンジ:0.5m ~ 20m
距離精度:±(距離m)^2/672(単位:m) 例:±0.04m at 5m 、±0.15m at 10m
IRパターンプロジェクタ 波長:850nm
ドット数:11,400
FOV(H×V):135°×51°
カラーイメージセンサ 1920×1188@30fps ×1、ローリングシャッター
FOV:135°× 84° 焦点距離:3.9mm F/2.8
耐環境性能 使用環境温度:-30℃ ~ +65℃
防水防塵性能:IP54
耐振動・衝撃性能:10Grms / 100G
耐チッピング性アルミニウムハウジング
RoHS対応
オンボードプロセッサー プロセッサー:Quad Core ARM A53
リアルタイム処理:ARM Cortex R5
GPU:ARM Mali-400 MP2
RAM:GB DDR4 w/ ECC
OS:PetaLinux
インターフェイス GigE(1000BASE-T)×1
電源 9–36VDC
公称電力 12W
サイズ(H × W × D) 5.5 × 28.5 × 13.6cm ※3Dモデル(STEP)ダウンロード
重量
▲タブのトップへ戻る

Automous Solutions

Nilfisk Liberty SC50 - 全自動フロア掃除ロボット

▲タブのトップへ戻る
商品コード(型番) 構成/内容 価格
Multisense-KS21i 屋内用超広角ステレオ3Dセンサ お問い合わせ
DevKit-KS21i KS21i用ケーブルキット お問い合わせ
Multisense-Case 専用キャリーケース お問い合わせ

▲タブのトップへ戻る

ROS1ドライバのインストール

mkdir -p multisense_ros1_driver/src
cd multisense_ros1_driver/src
source /opt/ros/noetic/setup.bash
catkin_init_workspace .
git clone --recurse-submodules https://github.com/carnegierobotics/multisense_ros.git
cd multisense_ros1_driver
rosdep install --from-paths src --ignore-src -r -y
catkin_make

※ 上記は使用環境がROS Noeticの場合です。

ROS2ドライバのインストール

source /opt/ros/<ros2_distro>/setup.bash
mkdir ros2_ws && cd ros2_ws
git clone --recurse-submodules https://github.com/carnegierobotics/multisense_ros2 src
colcon build
source install/setup.bash

<ros2_distro>はご利用環境に合わせて変更してください。
もし使用環境に Xacro が入っていなければ、下のコマンドでインストールしてください。

sudo apt install ros-<distro>-xacro ros-<distro>-tf2-geometry-msgs

ネットワーク設定

MultiSenseの初期IPアドレスは 10.66.171.21 です。
PC側のIPアドレスは固定にして 10.66.171.xxx(21以外) に設定してください。MTUは 9000 にすることをオススメします。

ROS1ドライバの実行

ターミナルを開き、下のコマンドを実行してください。

source multisense_ros1_driver/devel/setup.bash
roslaunch multisense_bringup multisense.launch

RQT Reconfigureでのカメラ設定

ターミナルを開き、下のコマンドを実行してください。

rosrun rqt_reconfigure rqt_reconfigure

Rvizでデータ可視化

ターミナルを開き、下のコマンドを実行してください。

rosrun rviz rviz

MultiSense向けにセットされた rviz設定 が Rvizウインドウ の File > Open Config から下のディレクトリにあるファイルをご利用可能です。

/multisense_ros1_driver/src/multisense/multisense_bringup/rviz_config.rviz

ROS2ドライバの実行

ターミナルを開き、下のコマンドを実行してください。

ros2 launch multisense_ros multisense_launch.py

RQT Reconfigureでのカメラ設定

ターミナルを開き、下のコマンドを実行してください。

ros2 run rqt_reconfigure rqt_reconfigure

カメラ設定のコマンドライン

ROS2ではReconfigureにてすべてのカメラ設定をカバーできていませんので、コマンドにて設定変更が必要です。

設定リストは下のコマンドで確認できます。

ros2 param list

コマンド例:フレームレート変更

ros2 param set /multisense/camera fps 30

コマンド例:解像度変更

ros2 param set /multisense/camera sensor_resolution "[1920, 1080, 256]"
▲タブのトップへ戻る

関連製品:Carnegie Robotics社 高耐環境性広角ステレオ3Dセンサシリーズ ラインナップ

ページ上部へ戻る